2019-9-28
【フィッシング詐欺注意】怪しいメールは件名で検索して確認しましょう
ここ近年、電話を使った偽電話詐欺だけでなく、メールを使った偽装・詐欺メール・フィッシング詐欺などの被害も増加しており、テレビニュースでもよく取り上げられるようになりました。
詐欺の内容もますます高度になってきており、見抜くのが難しいものも中にはあると思います。
特に偽装・詐欺メール・フィッシング詐欺の手口は巧妙になってきています。
この記事では、フィッシング詐欺について書きたいと思います。
フィッシング詐欺とは?
フィッシング詐欺とは、送信者を詐称した電子メールを送りつけたり、偽の電子メールから偽のホームページに接続させたりするなどの方法で、クレジットカード番号、アカウント情報(ユーザID、パスワードなど)といった重要な個人情報を盗み出す行為のことを言います。
最近では、スマートフォンでのフィッシング詐欺も増えています。
フィッシングサイトの手口
1. メールでフィッシングサイトに誘導
クレジットカード会社や銀行からのお知らせと記載したメールなどで、メール内のリンクをクリックさせ、本物のサイトにそっくりな偽サイトに利用者を誘導します。
そこでクレジットカード番号や口座番号などを入力するように促し、入力された情報を盗み取る手口です。
2. ネット掲示板などの情報でフィッシングサイトに誘導
ネット掲示板やSNSの投稿サイトに、URLを記載してアクセスさせ誘導する手口です。
3. 表示されているURLを本物のURLに見せかけてアクセスさせる
メールやネット掲示板に投稿されたURLを実在するURLに見間違えるような表示にすることで誘導する手口です。
例えば、アルファベットの一文字の(オー) o を数字の 0 にしたり、アルファベットの大文字の(アイ) I を小文字の(エル) l にしたりして、閲覧者が見間違えたり、信用させたりする手口もあります。
今はこれらの手口が主流ですが、今後さらに新しいものが出てくると思います。
ですので、大事なのはどう対応するかですね。
パソコン・スマホ初心者の方は、ネット掲示板のURLをクリックするという場面は比較的少ないと思います。身近なものとしては「メールでのフィッシングサイトに誘導に引っかからない」ということではないでしょうか。
【対策】詐欺と思われるメールの件名で検索
怪しいと思ったメールは「開かない」「クリックしない」というのが一番ですが、気になって開いてしまうこともあると思います。
開いて本文を見てみると、それっぽいことが書いてあり「どうなんだろう。」と思いながらもついついリンクをクリックしてしまう。。。なんてこともあるかもしれません。
そのような時はまず、そのメールの件名で検索して、その情報があるかどうか(メールが他の人にも届いているかどうか)を確認してください。
フィッシング詐欺の対策として、いろんなことが言われていますが、正直なかなか難しいと思います。もちろん対策としては正しいので、できることに越したことはありません。
ですが、まずは比較的簡単にできることから、確実にしていきましょう。
Amazonを装った「あなたのアカウントは停止されました」という件名のメール
例で見てみましょう。
最近、私にもAmazonを装った「あなたのアカウントは停止されました」という件名のメールが届きました。
私はAmazonのアカウントは持っていますが、上記のメールが届いたのはAmazonを登録していないメールアドレスだったので、すぐに詐欺だと分かりました。
ただ、なかには判断できない方もいらっしゃると思います。
インターネットで「あなたのアカウントは停止されました」と検索
まずは、「あなたのアカウントは停止されました」と検索してみましょう。
件名をコピーできる方はそのままコピーして、できない方は間違いがないようにYahoo!かGoogleで検索してください。
Googleで検索すると、下記のような検索結果が出てきます。
このような結果の場合は、各ページを見なくても詐欺メールと判断して問題ありません。
詐欺メールの場合は、このように件名で検索するだけで「詐欺注意」というページがたくさん出てきます。
もしあまり出てこない場合は、今回はAmazonを装っていたので
「あなたのアカウントは停止されました Amazon」
のように検索して見てください。
より詳細な情報が出てくると思います。
このようなメールはすぐにゴミ箱に入れるか削除をしましょう。
今回は例でAmazonのフィッシング詐欺でしたが、他にもたくさんあります。他のものについても本ブログで随時取り上げていきます。
ということで、まとめますと
怪しいと思ったメールが届いたら、メールの件名で検索して確認してください。
まずはここからやっていきましょう(^^)